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Therion



Gothic Kabaraaを購入した旨を書きましたが、このアルバム気に入っています。このアルバム『ゴシック・カバラ』をリピートしてずっと聞いています。

何が良いって、リズム・セクションが良いです。演奏もいいと思いますし、録音が良いと思います。このドラムの音はかなり好きな音です。だからなのか、演奏も基本がしっかりしていて安定したドラマーに聞こえます。ベースもピック弾きだと思いますが、だいぶ歪ませつつ、周りの音に埋もれすぎず、でも目立ちすぎないところでミックスされていると思います。

楽曲は2枚組みとはいえ、実際にはそんなには長くないです。ミドル〜スローな曲が中心ですが、僕は退屈せずに楽しめました。シンフォニック・メタルというやつが好きだからなのかもしれません。

クラシック(オペラ)調の女性シンガーが、まさに本業に近そうなクラシカルな曲やパートもあれば、ちょっと速めのメタル・チューンもあり、以前も書いたマッツ・レビンの歌にしびれたりもします。このオペラティックな女性ボーカルも発声というのか発音というのかどちらなのか分かりませんが、とてもクリアなところがあって、つい何度も聞いてみてしまいました。

全体的に言えば、楽曲は、バラエティには富んでいますが、一本筋が通っているという感じで、バランスの取れた良いアルバムなのではと思います。

と、ここまでベタ誉めしておきながら、いまさらなのですが、超強力な曲がないなぁという印象もあるのです。

それは、同系統ということで、Nightwishの近作『Once』と比較して考えてみたのですが、アルバムとしてはTherionに軍配があがるのに、楽曲単位ではNightwishのほうが曲が強いと感じました。ちなみにどうでもいいのですが演奏はTherionのほうが上だと思います。

日本盤の最後の2曲は旧作のLiveバージョンが収められています。これを聞いて演奏のレベルの高さに驚きました。厳密には演奏のレベルというよりは音の良さにびっくりしたというのか、スタジオ録音の曲の後にあるのに、録音やミックスのクオリティがおなじくらいに聞こえまして、スタジオ録音と錯覚してしまいます。リズム・セクションは今回のアルバムと同じ布陣なのかわかりませんが、アルバムで受けた印象と同様、とても安定した心地よい演奏を聞かせてくれます。

あまり、スタジオで手を入れていないとしたら、このグループのライブは結構すごいと思われます。しつこいようですが、ライブ版でもマッツ・レヴィンの歌唱が熱くてかっこよいです。

ただ、ソロでキーボードがよれてみたり、オペラティックな女性シンガーが、歌いだしにちょっと変な間があったりと、微妙なところもあります。

でも、やっぱり、このリズム・セクションいいなぁと思います。

Therionはナイスなグループですね。

なのでマッツ・レヴィンの脱退が残念です。

ラウドパークで来日ですね。


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2007年07月03日-21:42 │Comments(0)TrackBack(0)clip!

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